最終更新日:2014/9/17
お肌のたるみの原因
皮膚は細胞とコラーゲン、エラスチンというタンパク質でできています。
とくにコラーゲンは表皮の下の真皮の約90%近くを占め、水分を保ち、弾力性のあるお肌をつくる役割をもっています。コラーゲンがしっかり表皮を支えていれば、お肌のたるみとは無縁です。
しかし、加齢によって血行が悪くなり、コラーゲンを作る作用が悪くなったり、紫外線による光老化現象によってコラーゲン自体が破壊されると、表皮を支えることができなくなり、お肌にたるみが現れます。
表情じわは、顔面の筋肉の収縮(眉間にしわがよったり、目を細めたり)によって起こるシワで筋収縮が戻れば消えるシワです。特に目元は皮膚が薄いのでシワになりやすいです。
表情じわは、ボトックスでの治療を行います。ボトックスはボツリヌス菌を注射することによって、筋肉の収縮を弱めるので、表情じわに効果があります。効果の出方には個人差がございますが、注射後、約1週間〜10日で効果を実感できます。
ちりめんじわとは、皮膚表面にできる細かいちりめん状のシワです。肌の乾燥、光老化(紫外線による肌の老化現象)、角質肥厚によるものがほとんどで、目の下にできやすいと言われています。
ちりめんじわは、RFとダイオードレーザーの2種類のエネルギーをあわせ持つポラリスやギャラクシーでの治療を行います。これらは幅広い波長を持ち、繊維芽細胞に直接的な刺激を与え、コーラーゲン・エラスチンの生成を促しシワを改善します。
また、最新版のイーマックスやイーレーザーでの治療を行います。この治療は痛みを伴うため塗る麻酔20分〜30分を行い、治療時間は30分程度です。
美容医療機器以外の治療では、リジェンACR(多血小板血漿注入・PRP)療法があります。
ACRは、ご自身の血小板を濃縮した成分を注射することにより皮膚の再生を促進し皮膚の若返りを図ります。個人の自然治癒力を利用しているため、効果には個人差があります。この治療もあらかじめ麻酔20〜30分行ったうえで施術し、施術時間10〜20分程です。
通常冷やしながら施術を行いますが、痛みに弱い方には、あらかじめ表面麻酔(20分程度)をすることも可能です。治療時間は10分〜15分程度です。
たるみを改善、リラックスFとは?
リラックスF(RelaxF)は、高周波(RF)と呼ばれる電気エネルギーを肌にあてて肌に張りをもたらし、ふっくらさせて、ひきあげる治療器です。ひきしめだけでなく、肌のたるみも改善します。
リラックスF(RelaxF)が出す高周波は、真皮層さらには皮下脂肪層まで十分な熱エネルギーを与えることができます。この高周波を用いて表皮を冷却しながら、真皮層を50〜60度までマイルドに加熱していきますので、痛みもありません。
皮膚表面を傷つけずに皮膚の深部を熱することで、真皮の線維芽細胞に均一な熱変性(炎症)を起こさせ、この炎症が治る過程でコラーゲンが合成・増加し、しわ、たるみを改善します。さらに、この反応とは別に熱により真皮が収縮するため治療直後から肌が引き締まり、たるみ改善の効果をすぐに実感できます。
Valuable information
最終更新日:2019/7/31
|